クリッカブルマップファイルの編集 |
それでは、クリッカブルマップの編集です。このクリッカブルマップファイル(dm_map.txt)を、 ノートパッドや御愛用のテキストエディタなどで開いてみてください。
開けましたか?まず、最初の行に次の内容があると思います。
*DMClickableMapFile |
これは、「クリッカブルマップファイルですよー」とシステムに教える為の、決まり文句。 ですのでー、新規にクリッカブルマップファイルを作る時には、あれこれ迷わず、まずこの一行を書いてくださいね。
さてさて、何も言わずにぃ、それ以降の行を削除しちゃってください(^^)。そして、次の一行を書き込んで下さいませー。
>0,0,328,327,CSHAND,手を振るラベル; |
この一行で、一つのクリック領域、表示カーソルとその処理ラベルを定義してるんですがー、このクリック領域っていうのは
イメージ上の矩形領域でしてーパラメータの左からイメージの左上横座標(x1),左上縦座標(y1),右下横座標(x2),
右下縦座標(y2)になってます。
表示カーソルというのは、先のクリック領域内にカーソルがあった場合に、どんなカーソルを表示させるかの指定ですー。
処理ラベルっていうのが先のクリック領域がクリックされた時に実行されるスクリプトファイル内のラベルなンですねー。
注意)ラベルはスクリプトファイル内でラベルとして書く場合は、ラベルの最後に「:」を付けますが、
命令やクリッカブルマップのパラメータとして書く場合は最後に「:」は付けませんのでー、注意してくださいね!
こうやって定義しておく事で、ある領域がクリックされたらあるラベルを実行させる、という事が出来るンですね。
ちなみに、命令と同じで「>」で始まって「;」で終わります。
第5パラメータのCSHANDというのはマウスカーソルの名前なんですが、これはスクリプトファイル内でMCS命令で登録した時につけたマウスカーソルの名前になりますー。
ですけどー、CSHANDっていう名前でマウスカーソルを登録した覚えはないですよねー(^^)。実は初めから用意されている標準カーソルがあるンです。
このシステム標準のカーソル名は以下のように登録されています。
名前 | 説 明 |
---|---|
CSARROW | 標準矢印ポインタ |
CSHAND | 標準手(指差し)ポインタ |
この2つはMCS命令でマウスカーソルを登録しなくっても使う事が出来ます。
ですのでー、自分で作ったマウスカーソルを使わないっていう場合は、これを使ってくださいね。
と、まぁ、クリッカブルマップの編集はこれで終わりだったりしますー(^^)。
あと、クリッカブルマップの編集には基本セットに入っているdmsupp.exeという作成支援ユーティリティを使って頂くと便利かと思いますー。
さてさてー、今編集したクリッカブルマップの処理ラベル「手を振るラベル」が、スクリプトファイル内にありませんよねー(^^)。
次は、この処理ラベルでアニメーションさせる動作を書いてみましょうー。
それでは、今編集したクリッカブルマップファイルを保存して、次のステップ「アニメーションさせる」に進んでください(^^)。