リリース時について |
さてさて、リリースモードについての解説です。
出来上がったマスコットを配布するにはリリースモードにする必要があります。で、最初のほうで言いました通り、デバッグモードではテキスト形式のスクリプトファイル及びクリッカブルマップファイルをシステムは処理するンですが、リリースモードでは暗号化されたファイルを処理します。
ですからー、出来上がったスクリプトファイル「dm_srt.txt」とクリッカブルマップファイル「dm_map.txt」を、それぞれ暗号化した「dm.srt」「dm.map」に変換してやりますー。
■作成支援ユーティリティ
変換は基本セットに含まれる「dmsupp.exe」というサポートソフトで行います。
実行しますと以下のようなウィンドウが現れます。
![]()
「ファイル」メニューの中にそれぞれのファイルを開く項目がありますのでぇ、選択してスクリプトファイルとクリッカブルマップファイルを開いてください。
その後、読み込まれたのを確認できましたら「変換」メニューの中にそれぞれのファイルを変換する項目がありますのでぇ、それを選んでください。
すると、「dm.srt」「dm.map」ファイルが作られるハズです(^^)。
これらのファイルができましたら、次はリリースモードにする「dm.ini」ファイルの編集です。
■dm.iniファイル
dm.iniファイルをエディタで開いてください。
そして、[Debug]の後の2行の「1」を以下のように、「0」に変更してくださいませ。
([Debug]セクションがなければ、そのままでも良いです)
[Debug]
Script=0
Map=0
変更できましたら、保存してくださいね(^^)。
これで、リリースモードに設定されましたぁ!
早速、システム(DMas.exe)を起動してみてください。「デバッグモードで実行します」というメッセージが出なくなりましたね(^^)。
どうですかぁ??デバッグモードと同じように動いているでしょうか!?
暗号化しても実際の動作はデバッグもリリースも変わりはありませんので、ご心配なくー(^^)。また、デバッグモードに戻したい時は、dm.iniファイルの[Debug]の後の2行ScriptとMapを逆に「1」に設定してくださいね。
再びリリースモードにする時は、新たに編集したスクリプトファイルやクリッカブルマップファイルの変換もお忘れなくー(^^)。