アニメーションさせる |
さてさて、スクリプトファイル(dm_srt.txt)を、ノートパッドや御愛用のテキストエディタなどで開いてください。 あ、もうすでに開いている場合は次に進んでくださいねー。
それでは、アニメーションをさせるラベル「手を振るラベル」を書いていきましょう。
先程書いた、「_FirstAction」ラベルの動作の下にでも書いていきましょうかー。
*DMScriptFile _FirstAction: >NS=テストマスコット; >AFS=テストマスコットについて,$$$$$ テスト Ver1.0,0xDD0000,abimg.bmp; >IDS=ch00.bmp,基本画像; >IDP=基本画像; >AE; 手を振るラベル: |
さて、アニメーションするって言ってもいろいろありますよねー。飛び跳ねたりとか笑ったりとか手を振ったりとかとかー(^^)。
で、とりあえず「手を振る」アニメーションをさせてみましょう。
まず、アニメーションに必要な画像を登録していきます。登録するのは次の3つの画像です。
画 像 | ファイル名 | 登録名 |
---|---|---|
![]() |
ch01.bmp | 手振中 |
![]() |
ch02.bmp | 手振左 |
![]() |
ch03.bmp | 手振右 |
ちょっと分かりづらいかもしれないンですがー(^^;)、手の位置がびみょーに違いますよねー。登録名は、手の位置で付けてみましたぁ(^^)。
で、これを実際の命令で登録していきましょう。先程書いた「手を振るラベル」の後に書いて行きます。
>IDS=ch01.bmp,手振中; >IDS=ch02.bmp,手振左; >IDS=ch03.bmp,手振右; |
命令自体は、最初のほうで説明しました「IDS」命令なのでおわかりですね。
これで登録完了です!
さて後は表示させて行く訳ですがー、実はアニメーションさせる順番に表示させるだけなンですねー(^^)。
つまりー、手を振るアニメーションな訳ですから、先程の登録名で言うと、「手振中→手振左→手振中→手振右」の表示を
繰り返してやることで「手を振っている」アニメーションが行われるンですー。
命令で書くとこぉなりますねー。
>IDP=手振中; >WAT=200; >IDP=手振左; >WAT=200; >IDP=手振中; >WAT=200; >IDP=手振右; >WAT=200; >IDP=手振中; >WAT=200; >IDP=手振左; >WAT=200; >IDP=手振中; >WAT=200; >IDP=手振右; >WAT=200; >IDP=手振中; >WAT=200; >IDP=手振左; >WAT=200; >IDP=手振中; >WAT=200; >IDP=手振右; >WAT=200; |
「手振中→手振左→手振中→手振右」の表示を3セット分書いてます。
また、IDP命令の間に「WAT」という命令がありますよねー。これは、ウェイト命令といって、指定した時間だけ待ってから次の命令を実行するという命令なンです。実際動かすと分かるんですがー、WAT命令が無いと、表示が速すぎてアニメーションしているところが見えないンですよー(^^;)。ですのでー、ちゃんと分かるよう表示されるようにWAT命令を入れて調整している訳なンです。
これで、「手を振る」というアニメーションは終わりましたので、後始末ですー(^^)。
手を振り終わったら、また元の基本画像に戻るほうが、何だか良い感じ(^^;)なので、手を振り終わったら基本画像を表示するようにします。
>IDP=基本画像; |
そのあと、このアニメーションで登録した「手振中」「手振左」「手振右」の3つの画像を削除します。
>IDD=手振中; >IDD=手振左; >IDD=手振右; |
なんで削除するかというとですねー、またクリックされて「手を振るラベル」が実行されると、また3つの画像を登録しちゃいますよね。するとクリックして「手を振るラベル」が実行されるたびに登録されちゃうので、いつしかメモリオーバー・・なんて事になっちゃうかもしれません。不要な画像は削除する、を心がけてくださいねー。
それでは、一連の手を振るアニメーション動作は終わりましたので、AE命令にて終了させましょう。
>AE; |
さぁて、ここまででとりあえず次のような内容のスクリプトファイルになったのではないでしょーか(^^)。
*DMScriptFile _FirstAction: >NS=テストマスコット; >AFS=テストマスコットについて,$$$$$ テスト Ver1.0,0xDD0000,abimg.bmp; >IDS=ch00.bmp,基本画像; >IDP=基本画像; >AE; 手を振るラベル: >IDS=ch01.bmp,手振中; >IDS=ch02.bmp,手振左; >IDS=ch03.bmp,手振右; >IDP=手振中; >WAT=200; >IDP=手振左; >WAT=200; >IDP=手振中; >WAT=200; >IDP=手振右; >WAT=200; >IDP=手振中; >WAT=200; >IDP=手振左; >WAT=200; >IDP=手振中; >WAT=200; >IDP=手振右; >WAT=200; >IDP=手振中; >WAT=200; >IDP=手振左; >WAT=200; >IDP=手振中; >WAT=200; >IDP=手振右; >WAT=200; >IDP=基本画像; >IDD=手振中; >IDD=手振左; >IDD=手振右; >AE; |
内容に間違いがないか、再度確認してくださいー(^^)。 確認できましたら、スクリプトファイルを保存してください。
さて!それでは、またシステムを起動して実行確認してみましょう(^^)!
システム本体のDMas.exeを起動してくださいね。
どうでしょう!?マスコットの上にカーソルを持っていくと、手カーソルになりますね!? それで、クリックしたら手を振りましたか??
こうやってアニメーションを行っている、ということが分かって頂けましたでしょーかぁ(^^)。
それでは、次のステップ「アニメーションチップでアニメーションさせる」に進んでください(^^)。